
WEB陶器市を毎日開催!有田焼・陶祥窯など全国の器をお届け。WEB陶器市の肥前光邦商店

生い立ちと学び
十四代今泉今右衛門は、十三代今泉今右衛門の長男として生まれました。武蔵野美術大学工芸工業デザイン科を卒業後、京都で陶芸家・鈴木治に師事し修業を積んだのち帰郷し、父である十三代から家業を継承しました。
十四代 今泉今右衛門

今泉今右衛門とは
十四代今泉今右衛門(いまいずみ いまえもん)は、佐賀県有田町を拠点とする色鍋島の陶芸家であり、重要無形文化財「色絵磁器」の保持者として人間国宝に認定された人物です。



受賞歴と栄誉
1996年:第43回 日本伝統工芸展 初入選
1998年: 第45回 日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞 受賞、正会員に推挙
2002年: 第十四代を襲名、色鍋島今右衛門技術保存会 会長就任、今右衛門古陶磁美術館 理事長就任、一水会陶芸部展 会員優賞 受賞
2004年: 第51回 日本伝統工芸展 東京都知事賞 受賞、第39回 西部伝統工芸展 KKB鹿児島放送局賞 受賞
2008年: 西日本陶芸美術展 優秀賞、第16回 MOA岡田茂吉賞 工芸部門・優秀賞 受賞
2009年: 紫綬褒章 受章(工芸分野)
2012年:日本陶磁協会賞 受賞
2014年: 重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)に認定
2020年 : 公益社団法人 日本工芸会 副理事長 に推挙

作風
「色鍋島」の技と美を受け継ぐ十四代今泉今右衛門は、伝統的な技法に加え、墨はじきや薄墨といった独自の表現を追求し、静謐な美と洗練された色彩の調和を生み出しています。特に、雪の結晶を思わせる白抜きの文様や繊細な筆致には、高度な技術と美意識が込められており、その表現力は国内外で高く評価されています。代々受け継がれてきた赤絵の調合や絵付けの秘法を大切に守りながら、現代にふさわしい新たな色鍋島の姿を創り上げています。


業務販売だけではなく、個人のお客様もご不明な点がございましたら、下記のお電話、またはお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。
お電話でのお問い合わせは 9:00〜18:00※土日祝は除く